評価:★★★★☆ 3.6
この作品は未来進こと私が実際に
陸上自衛官として体験した話を
元に作られています。あらすじ
主人公、南 幸助という主人公が
自衛隊を通して成長していく作品です。
南幸助が自衛隊入隊前から
入隊式までを描いた物語。あの時は青春時代で最高だった……
と一言では語れない
自衛隊の一兵士から見た
自衛隊の実態を語っていきます。これから、自衛隊を受験される皆様、
4月から入隊される新隊員の皆様、
また自衛隊にご興味がある方には
ぜひ読んで頂きたい作品です!※この物語は実話を基に作られていますが
あくまで小説として書かせて頂いています。
そのため名称等は仮名として
書かせて頂いております。
あらかじめ、ご了承下さい。
話数:全32話
ジャンル:
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
作者の濃密な人生経験のエキスが溢れる迫力の小説だ。自衛隊を描写した作品は、小説家になろうにも多いが、この作品は一線を画している。主人公(作者)の純粋な気持ちを小説に投影させながら、自衛隊の制度や社会情勢が、非常にわかりやすく描写されている。私も自衛隊をモデルにした小説を書いているが、この発想はなかった。素晴らしい。ぜひ読んでみてはいかがだろうか?
最年少、最短で自衛官を目指す少年の物語。いじめに遭っていた自分を変えるため、自衛隊生徒(当時)、現在では『陸上自衛隊高等工科学校生徒』という(中卒資格から入学し、四年後には3等陸曹になれる)制度に身を投じる主人公南 幸助くん。この物語は、決して誇張ではない、リアルな自衛官育成過程を、南少年の成長と共に描いてく物語(になるはず)です。近年、災害救助や国防の観点から、再び日本国民の関心が、憲法や自衛隊の在り方について注目されています。これから自衛官を目指す方々はこの物語を参考にするもよし。そして、もう既に別の職業に就き、ひとりの大人として、主権者のひとりとして、私達の自衛隊員が、どのように錬成されていくのか。元自衛官だった未来 進さんの体験を通して、それを知っていくことは、大変価値のある物語と言えるでしょう。お勧めの作品です。