評価:★★★★★ 4.5

憲政の神様 尾崎行雄

 その名を知る人は多いであろう。尾崎行雄の名は日本憲政史に深く刻まれている。しかし、尾崎行雄という人物がどのような人生をたどり、どのような政治的業績を残したのかについては意外と知られていない。
 尾崎行雄は幕末に生まれ、明治、大正、昭和を生きた。若くして政治を志し、明治期には薩長藩閥政治と闘い、大正期には憲政擁護運動の最先頭に立った。だが、昭和期になるとなぜか政党を脱して無所属議員となり、国民に対する政治教育に邁進した。世界情勢が緊迫する中、尾崎は戦争に反対する演説を帝国議会で行うが、ついに日本は戦争に巻き込まれる。大東亜戦争後、九十才を越えてなお国会議員を務めあげた。その生涯は、まさに日本憲政史そのものであった。


話数:全39話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
職業・種族
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時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

注意:全年齢対象