評価:★★★★☆ 4
学園ではパッとしない少年、九ノ枝史郎。
彼は実は凄腕の能力者であり能力世界の住人だった。
当初、彼と学生達の交わらないと思われた二つの世界。
だがある時、彼の通う高校の生徒達が、能力に覚醒。
彼が住まう能力世界に足を踏み入れて来る。
これは先輩能力者・九ノ枝史郎の青春と、無双と、生徒達の事件の物語。
旧題:俺の通う高校が能力に目覚め、先輩能力者の俺が無双する話
※アルファポリス様にも登録しています。
※第一章だけ、書き直したものも掲載しています。
タイトルは『先輩能力者無双譚 ~もしこの世界に能力があったら~』です。
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:残酷な描写あり
主人公最強物。見ていてスカッとします。文体は、テンションに任せたハチャメチャな文章にならず、程よくギャグが詰まった文体。超能力者になって調子に乗っている後輩達を先輩能力者の主人公が伸びた鼻っ柱をへし折るという痛快ストーリー。飽きたりする事も無く、スラスラ読めました。更新スピードも早い方なので、お勧めです。是非読んで下さい。
主人公が超能力に目覚め、知られざる世界に足を入れる・・・、というようなお話はよくありますが、本作は主人公が元々超能力者で周りの人間がその世界に踏み込んでくる、というようなお話です。多種多様な能力が登場し、それだけでもワクワクしますが、何より主人公が格好いいです。ちょっと弱点もありますが、強さはピカイチ!バトル、コメディーのバランスも良く、飽きずに読み進めることが出来ます。読んで損はないと思います。今後の注目株ではないでしょうか。