評価:★★★★☆ 3.5

「地球なんて、大きな大きな口に飲み込まれてしまえばいい。飴玉みたいに」
 よくそんなことを言ってる不平屋の鮫島先輩と夏祭りに行くことなったのは、つい三日前の話だ。
 なにもかもをかき消す喧噪とか、ふざけて作ってもらった変なかき氷とか、同じ間隔で同じリズムで輝いてる夜空の星とか、いつもとは少し違う姿を見せる彼女とか――。

 すこしずつ変わっていく世界でも、その日の夜はきっと忘れられそうにない。


話数:全3話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
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職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録