種田山頭火のおいしい俳句 完結日:2017年9月27日 作者:種田潔 評価:★★★★☆ 4鉄の胃袋の持ち主で、ありとあらゆるものをモリモリ食べた種田山頭火。 大根、豆腐、うどん、ビフテキ、ライスカレー、そして言うまでもなく酒…、彼の胃袋に消えたそれらはすべて俳句へと生まれ変わった。 話数:全25話 ジャンル: 登場人物 主人公属性 未登録 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 グルメ ユーモア 俳句 大食い 山頭火 酒 注意:全年齢対象 なろうで小説を読む
一気に拝読しました。 なんでも食べた山頭火、その日記に記されている食についての言葉は、食べ物への愛を感じさせます。 鰯、雲丹、さくらんぼ……様々な食べ物と山頭火について書かれてあるのですが、拝読している最中、その食べ物の背景までが目の前に浮かぶようでした。 その多種多様な食べ物は、山頭火のおなかにおさまって、そして俳句に生まれ変わったのですね。 山頭火に愛された食べ物は幸せだと思いました。 書き手様自身の思いがさりげなく挿入されているのも好ましく、各章を、とても楽しく拝読させていただいています。 連載中の作品なので、更新を待ち遠しく思っております。 山頭火について知っている人も、そうでない人も、楽しく興味深く読むことができる内容だと思います。 たくさんの方に読んでいただきたい作品だと感じ、レビューを書かせていただきました。