評価:★★★★☆ 4.1
良家のご子息・ご令嬢である司郎(しろう)と立華(りつか)の二人は、親の決めた婚約者同士であり、その仲は決して良好とは言えなかった。キツイ性格で可愛いげのない立華に、嫌気が差し婚約解消まで考えていた司郎はある日、珍品収集家である父から一冊の『日記』をもらう。それは表紙に名前を書いた人の本音が、日記形式で見れるという不思議な代物だった。半信半疑で立華の名前を書けば、そこに現れたのは――――。
ちょっぴり奇妙なすれ違い系ラブコメディ。
※完結しました! お読み頂き、ありがとうございました!
話数:全19話
ジャンル:ヒーロー・アクション ラブコメ
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
お金持ちの主人公には昔から親の決めた許嫁がいます。許嫁であるヒロインはキツイ性格で会話をしてもいつも喧嘩ばかり。そんな日が続く中、主人公はオカルトグッズを集めるのが趣味の父親から一冊の本を渡されます。なんとその本は名前を書いた相手の本音がわかるというものだったのです!気まぐれにヒロインの名前を書き込んだ主人公ですが、その日の夜本当にヒロインの本音が本に書き込まれました!しかし、その本音は主人公が想像していたのとは全く違くて…あらすじはこんな感じですが、大切なのはヒロインがとっても可愛いことです!もう普段の姿と本音とのギャップがやばいです!ヒロインの本音が書き込まれるたびにニヤニヤしてしまうこと間違いないでしょう!不思議な本から始まる主人公とヒロインの奇妙なラブコメディー!こんな素晴らしい作品を読まないなんて勿体無い!サクサク読めますし是非読んでみてください!
子供の頃は簡単だった。ただ好きなものに好きと、嫌いなものには嫌いと、何も考えず口に出せていた。何も考えずに受け取れていた。いつからだろう?君の本音が見えなくなったのは。いつからだろう?君に本音が言えなくなったのは。歳を重ねるたびに絡みついてくる常識、建前、嘘、偽り。あれほど簡単だったはずのことが、気付いた時には出来なくなっていた。嗚呼、どうすればその気持ちが見えるのか。嗚呼、どうすればこの気持ちを言えるのか。これは、そんな彼等の不器用な恋模様。簡単なはずのことすら出来なくなった、そんな彼等の行く末とは。彼女のホンネ、覗いてみたくありませんか?
もしも、日記に相手の名前を書いて、その人物の本音が聞けるとしたら、あなたは書いてしまいますか?できるならば、書きたい。 司郎が父から渡された日記に可愛くない婚約者の名前を書いてしまったら――本音を知ってしまい、そこから物語が動き出す。 あああ、じれったいっ。読み出すとそう感じてしまい、だけどもつい笑いそうになってしまいそうになるのは、仕方のないことかもしれない。 本音日記から始まる寄り添う二人の物語に幸あれ!