黒の住人 完結日:2017年10月26日 作者:にしおかナオ 評価:★★★★☆ 4.2「そしてボクは結局、田村さんを殺してしまった」 芸大で西洋画を専攻する21歳の青年、遥人(はると)には生まれつき人の裏面を虚像として浮かび上がらせる奇妙な能力(体質)があった。 この物語は、奇妙な能力を持つ青年を中心に渦巻く家族のカタチを追い求める者たちの群像劇。 話数:全11話 ジャンル: 登場人物 主人公属性 未登録 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 家族 日常 私小説 芸術 注意:R15 性描写あり 残酷な描写あり なろうで小説を読む
是非、この作品の書き出しの部分を読んでみてください。そして、8まで読み進めてください!私は、最初に書かれた部分と8の後半に書かれた言葉を見比べてみて、あああ――、そういう意味だったのか――と、ぞくりとしました。個人的には、冒頭から死んでる田村さんですが、物語の中では一番、何故か気にかかりました。どうして、田村さんは殺されてしまうほどの「人」になってしまったのか――。殺される直前の彼は何を思っていたのか。その部分は謎で終わっていいところだと思いますので、色々想像してみます(笑)ちなみに、田村さんの死体、このあと、どうするんだろう。