評価:★★★★☆ 4.1
駆け出しの占い師、一ノ清 美聖(いちのせ みさと)は、電話占いの仕事で出会った「トウコ」という占い師に、北鎌倉の占い喫茶「アルカナ」での対面鑑定の仕事に誘われる。
しかし、実際、出会ったトウコは思っていた人とは違い、そこで出会った店のオーナー降沢 在季(ふるさわ あき)は、一日中店でふらふらしている画家だった。
降沢に対して苦手意識を持つ美聖だったが、彼が特殊な画家であることを知って、自分が店に雇われた意味を知る。
「アルカナ」に訪れる様々な客と、降沢の過去、美聖の目的が各々絡み合う予定です。
伏線を敷きつつ、1話完結でさらっと読める作品を目指していて、基本ほのぼのベースです。
ただ一応の完結を目指すため、第3幕から続き有りでテイストを変えた感じとなります。
登場人物のことが軽くつかめたら、幕間だけでも読んでやって頂けると、嬉しいです。※タロットの意味などについては、私の主観がかなり入っております。
話数:全67話
ジャンル:仕事もの
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:喫茶店
雰囲気:じれじれ
展開:未登録
注意:全年齢対象
『絵』というものもは人を惹きつける力を持っている。美術館でも、絵の前でじっと動かない人を見る事がある。魅入られてしまうのだ。ひきつけてやまない『何か』を持っているのだろう。それが良いものなのか悪いものなのか。誰も分らない。駆け出しの占い師、一ノ清美聖が知り合いに勧められて働くことになった、北鎌倉にある民家を改装した喫茶店。頼まれた仕事とは給仕と対面鑑定。懐が心配な美聖は働いてみる事に。その喫茶店オーナーは画家であり、どうやらワケアリの様子。そんな画家、降沢在季が描いた絵に、美聖は何かを感じ取ってしまう。そんな彼のかいた絵には……不思議な画家をめぐる、不思議な日常。美聖がここに招かれた理由が次第に判明していく。二人が出会った事。それは、決して偶然ではないのだ。