評価:★★★★★ 4.5
十六歳の夏、僕の同級生が死んだ。
その子の唯一の友人といって良い女子『月岡』は、感情の抜け落ちた無表情で日々を過ごしている。
そんな彼女に近付くのは、コミュニケーション能力の高い女子である『壬生(みぶ)』くらいのものだった。
夏休み前、最後の放課後。僕は壬生が月岡に、花瓶の水をかける場面を目撃する……。銀紙のような薄っぺらい月の下、思春期の男女が送るひと夏の『変身劇』。
※カクヨム、マグネット!にて同時掲載中。
※第六回、第七回ネット小説大賞一次通過作品
話数:全8話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
と~~~っても繊細な作品み~つけた!何だかいい表せない感情ってありますよね。この作品の中にはそういうびみょ~~な感情た~くさんあるんです。それを高い文章力で上手く表現されてます。どんどんどんどん引き込まれて、いつしか狂ったそれの中にいて、微妙なその感覚が少しずつ少しずつ見えてきます。くら~い作品なんですが、是非是非お勧めしたい作品です!