「これは、転生物であり、そうでないようなお話。とある高校生の男女が力に目覚め、人理の守護者と共に平和を脅かす霊的存在に立ち向かう、とある3か月の物語。」
地球、その中の日本。そこで京都に住んでいる2人の高校生「結月 響(ゆいづきひびき」と「如月 彩音(きさらぎあやね)」は休日を利用し街に繰り出していた。目当てのCDを探そうと店に入ろうとしたその時、街に恐るべき怪物が来襲してきた。武術に心得ある二人は、無謀ながらもその怪物に戦いを挑んだ。
彼らは昔、ある悲しい事件の被害者であったという。そして2度と後悔しないために、音楽を用いて連携し戦う術「音楽舞闘(サウンド・アーツ)」を身につけた。
だがその怪物、「魂食獣(こんしょくじゅう)」の1つ、「黒白(こくびゃく)」の1撃により2人は瀕死の重傷を負う。二人に絶体絶命のピンチが訪れた時、彼らの目の前に現れた2人の男。この男たちが彼らの運命を180度もひっくり返すような出来事を二人に対し起こすのであった。
そして世界という概念を作り上げた「ヴィダール・ティクス神話」の最高神である女神、「ソラ・ヴィシャナティクス」から事情を聴き、その息子たちの力を借りることで元の生活を取り戻せると言われた響と彩音は、その中である選択を決意したのだった。
そう、「人理の守護者」の仲間になることを。
注意
この話は異世界に転生まがいなことをした二人の若い男女の物語であり、彼らは死んではいません。
また世界観は「神造生体兵器 ハーネイト 二人の英雄王伝説」のものであります。そのためネタバレ的なものも入っている可能性がありますのでご了承ください。
少しでも世界観が伝わればいいなと、そして転生という形について私なりに考えた話でもあります。どうかよろしくお願いいたします。
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