評価:★★★★☆ 3.5
手にはラケットと四十mmの玉が握られ、台を挟んでニメートル七十四センチ先に居る敵の目は俺の思考を読み取ろうしていた。
俺は勝敗より強敵と出会えたことの喜びと点数を奪い合うスリルの興奮で思考を支配されそうなるが勝利への渇望でそれらを抑え込む、この時間が好きだった。
この一球で終わるのか、それともお前が逆転するのか。さぁ、始めよう、全てをこの四十mmの玉に乗せて。
話数:全5話
ジャンル:
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:R15