評価:★★★★☆ 4.2
全てが終わったら私はダイブする。裸足で力いっぱい地面を蹴り、広がる青い海へ、未来へ――
記念すべき千組目の月旅行に向かう男女は私の大事な人たちであったはずだった。けれど、どこで変わってしまったのだろう? 月船を見送りながら、私は大きく息を吸い込む。
想いが深いほど、憎しみは深くなる……殺意のスイッチがカチリッと音を立てて入ったのは、いつだったのか?
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話数:全4話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:GL
人は誰でも殺人者になんてなりたくない。でも、殺人者の考えに触れてしまった時、ふっと殺意が湧いて来る。大切な人だろうが、人間のドス黒い感情を知ってしまったら、自分自身の中にもその殺意が芽生えて来るのだ。誰にも分からない状況は、あなたを犯罪へと駆り立てる!でも、その後に残る物は、罪悪感しかない。恐るべき考えられたバッドエンドだ!これは、短いながらも切ない物語でした。この小説を読んで、人間がいかに弱い生き物かを痛感しよう!では、さらばにゃん!