評価:★★★★★ 4.5
【完結済み】2018年1月23日完結しました!
異世界の方が転移してきちゃったメーワクな都市:オーサカ。そこに生きる寝言師:トビスケと寝言銃(ネミー・ガン)使い:ダイスケのよくわからないダメ大人コンビが、よっぱらったりころんだり、美少女を拾ったりしながら、タバコを吸ったりごはんたべたり、くだをまいたりしつつ、ろくでもない方法(おもに寝言)で事件を解決していくダメなお話。
完全に息抜きのために描かれておりましたが、書き終えたらそうではなくなってました(笑)。
恋愛ラブコメをすこし不思議と、痛いオッサンと痛い若者たちで包んで仕上げた、そんなアナタの隣りのファンタジー、みたいなお話です。お気軽に読んでもらえたら。
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
創作するもの達の心を操る武器が飛び交う、ちょいとずれたオーサカの世界。社会的には底辺のおっさんふたり。そんなおっさん世代のイメージそのままのエルフの女性。エルフの女性をつけ狙う組織(へんな)から守ろうとするおっさんたちのドタバタ劇。あははと笑って終わる、そんなよくあるお話のようですが、中身が違います。もちろん、笑えます。ですが、その中に創作者の欲望、理性がちりばめられています。踏み越えてはいけない一線。そんな葛藤をみんなが抱え、足掻く姿は、いろいろな読後感を与えてくれると思います。そんなオーサカです。
異世界がこっちに来た。なんで? 呼ぶ力が強かったから。とてつもなく。 これはそんな話。物語の寝言であり、その先にある絶対☆異世界:オーサカ。 物語は何で構成されているのか……。文字だ。文字を校正するのはなんだ、不真面目は更正するのか、どーせいこーせい……。 いやもうこんなノリなんです。 むちゃくちゃふざけてる様で、無茶苦茶に真面目で。 あっちゃこっちゃに行ったと思ったら、真芯に射し込むレーザービーム。 とりあえず頭空っぽに、するりと読めば太陽の塔だって歩きダス。 痛快娯楽エンタメ活劇が、ここにボワッと爆誕。 ここに行けば何がある そう、ここは絶対☆異世界。 彼らの彼による、彼らの為の絶対☆異世界:オーサカ。
確かな筆致なのは、書籍化作家なので当たり前だとして、息抜きに本気の馬鹿をやってくるあたり、もう実にこの作者らしい。ホント、阿呆であり変態である(繰り返すが大阪的誉め言葉)舞台は、四月一日、異世界と現実世界がぶつかって以来、世界法則がねじ曲がったりさまざまな怪異現象が頻発するようになった日本国、オーサカ。寝言師と言弾使い二人のおっさんたちの、どうしようもなく小汚く、そしてロマンあふれるチン道中の開幕である。なお、筆者曰く、息抜きの不定期更新とのことなので過度の期待は禁物とのことだが……。馬鹿をやるときは全力でやる、こういう姿勢はいつも見習いたいと思っている。