評価:★★★★☆ 4
「心臓移植を終えた後、不思議な力が私に宿った。人の魂の輝きが見えるようになったのだ」
小学校6年の夏、心臓病をわずらっていた少女は『だれかの心臓』を移植することで消えかけていた命をつなぎ止めた。彼女は『だれかの心臓』によって魂の輝きを見る力を宿す。彼女はその力の秘密を追った。このお話は3話完結の短編です。
心がギスギスした時に読んでいただけたら嬉しいです。
話数:全3話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
主人公は小学生六年生の時に心臓の病気にかかる。それは難病であり心臓移植をしなければ助からない病気であった。余命半年。これが彼女に残された時間だった。しかし、幸運にも心臓がドナー提供され彼女は新しい命を手に入れる。それからというもの彼女は不思議な能力が自分にあることに気づくのであった。人の輝きが見えるというのだ。その能力は一体何のためについたものなのだろうか?主人公は謎に思いながら新しい命を生きる。
誰の役に立たない特殊能力。でも、それは彼女が絶望せずに生きるための力。でも、それは彼女を希望へと導く力。自分を生かすための特殊能力という視点が新鮮です。短編でとても読みやすく、やさしい気持ちにさせてくれます。誰かと喧嘩した時にお薦めです。もうダメだー。って気持ちの人にもお薦めです。なんだ。つまらないことでクヨクヨしてた事が、大したことじゃないと気づかせてくれる作品です。