評価:★★★★★ 4.5
ある夜、俺の安アパートに見ず知らずの男が急に訪れ、「喜べ、脳と肉体の支配に成功した」と言い出した……。意味がさっぱり分からない……。しかし、その見ず知らずの男が俺とまったく同じ記憶を有していることが分かると、事の重大さがヒシヒシと湧きおこる。――脳と肉体の支配に成功しただって? じゃあ乗っ取られた人はいったいどうなってしまったんだ……? ただの記憶喪失とは……違うのか? そんな悩みもお構いなく、次の日にはまた別人が訪ねてきて同じことを呟く。「喜べ、脳と肉体の支配に成功した」俺の知らないところで、いったいなにが起こっているんだ!?
話数:全27話
ジャンル:ラブコメ
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
滅茶苦茶面白い!これが読み終わったときに感じた印象です。滅茶苦茶などという安易な言葉で表現して申し訳ないのですが、本当に「滅茶苦茶」面白いのです。この作品。 作品のジャンルとしては、自分の主観からするともう、コメディでした。笑いあり、涙ありの展開には翻弄されました。なんというかこの作品は……不思議、というか言い表せられないおもしろさを持っています。 いろいろ書きましたが、伝えたいことはこの小説が「滅茶苦茶」に面白い!ということです。語彙力が低いレビューですがこの小説、是非読んでみてください!おもしろさは折紙付きです!
まず最初に思ったのが、「よくこんな話思い付くよな~」である。この小説はそれくらい斬新で楽しく、何処か切なく、そして狂気にも似たラブ&ピースな作品でした。ネタバレ注意で考えて、言える範囲だと、とにかく自分の記憶を持った人間が次々と現われるというスラップスティックなコメディな訳ですが、読後には大勢の東条一(主役)がまるで自分の知り合いだった様な錯覚さえ覚える程の思い出が残るのです。これはなんだろう?SFでもあり友情でもあり、男と女でもあり、でも結局は全て自分自身?意味不明なレビューで申し訳ありません。でももしこれを読んで興味が出た方は、試しに最初の方だけでも読んでみて下さい。損はしないと思いますよ~♪(笑)