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子供の頃からヒットマンに憧れていた青年がヒットマンを募集している“ヒットスタジオ”という会社を見付けて面接を受けることにした。
面接当日、“ヒットスタジオ”を訪れると、自分をボスと名乗る黒髪ロング女性に青年はすぐに採用され、黄緑の地毛と小さな体という特徴からピスタチオというコードネームをつけられ、相方にヒットマンとしての能力が一流の長身赤髪ハバネロとコンビを組み憧れのヒットマン生活が始まった。
でも、現実は違って“ヒットスタジオ”は表向きが害虫駆除会社であるためにヒットマンとしての仕事はほとんどなく、ピスタチオの仕事も大半が蜂の巣やゴキブリの駆除などの害虫駆除ばかり。さらにお笑い好きのハバネロのしつこいボケを捌く(さば)ことにストレスを溜めていた。
 そんな毎日に嫌気が差したピスタチオはボスにハバネロとのコンビ解散とヒットマンらしい仕事がしたいと訴える。だが、ボスはピスタチオの頼みを聞き入れず、ピスタチオは勝手にヒットマンの依頼を引き受けてマフィアが取引をする倉庫街に向かった。
 倉庫街にやって来たピスタチオはやって来るもマフィアたちに捕らわれてしまう。敵のボスに所属を訊かれ、黙秘を続けたピスタチオに怒りを覚えた敵の幹部が拳銃を構える。死を覚悟したピスタチオは目を閉じると、倉庫内に銃声が響く。ピスタチオに銃を向けていた幹部が額から血を流して倒れた。ピスタチオが振り返ると、銃を構えている相方のハバネロの姿があった。ハバネロは一人でマフィアを全滅させて任務を成功させた。
救われたピスタチオは夕暮れの倉庫街でハバネロになぜヒットマンになったのか訊ねた。ハバネロは自分の父親がヒットマンで、逆らえずにやっていたと笑顔で答えた。
ハバネロはピスタチオに自分と同じように手を汚してほしくないからヒットマンを辞めること、自分もヒットマンを辞めるからお笑いコンビを組んで欲しいことを頼む。
その後、二人は“ヒットスタジオ”で仕事を続けながら、“チリビーンズ”というコンビを組んでM―1グランプリの予選に出ることになった。これが二人の珍道中の始まりだった。


話数:全9話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

その他要素
注意:全年齢対象