評価:★★★★☆ 4.4
異国情緒あふれる町、横浜にある『外交官の家』で出会ったひとは、不思議な女性だった。
進路に悩む高校二年生の佐伯啓太は、彼女と関わることで、自分の夢と向き合う勇気を持つ。
ほんのりとセンチメンタルな雰囲気漂う、若き日の失恋のお話。※銘尾友朗様主催『春センチメンタル企画』参加作品です。
全部で7話です。
話数:全7話
ジャンル:
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
完結日:2018年4月5日
作者:星影さき
レビュータイトルを見て、「ブーちゃん(ワシのこと)何言ってんの?」と思うかも知れません。ですがこの作品を評するに私はこの言葉が適していると感じました。ストーリーが始まり何とも白い作品だ。と色が浮かびました。灰がかった白。センチメンタルそのもの。しかし物語が進むにつれ徐々にそれはほのかに桜色がかってきます。ああ、何といういい雰囲気だろう…。しかし、最終話でそれはまた白に逆転します。ですが輝きを伴う白。まさに真珠のような色。これは大人になってゆく少年の成長の物語です。