【悲報】異世界へダイブした先で私を待っていたのは還暦を迎えた王子様だった件（改稿版）

冒頭から惹かれた。 なんとなれば。悲運の干物女が、寝袋のまま、高空からの死のダイビング。そこに現れるのは、四枚羽の赤きドラゴン、そして運命の御仁。 童話であるな？ 行きつく先は当然、幸せな結婚、めでたしめでたしか。そう楽観しながら読み進めるうちに、己の読みの浅はかさに愕然とした。 けして順風満帆にはいかない二人の恋模様。それは、年の差、身分の違い、生まれ育った環境の問題だけではなかった。 重き運命に翻弄されながらも、己を信じ、友を信じ、愛を信じ。 読み終えた今。私の目から、どれだけの熱き滴が、机を、膝を、濡らしただろう。 大人の為の童話。心の、愛の、生きる意味を伝えるこの作品は、そんな珠玉の物語である。

ある日異世界トリップしたしっかり者の主人公。そのまま落下して死んでしまうのかと思ったその時、救いの主が現れました。竜に乗った竜騎士様が主人公を救ったのです。コンパネーロ・デル・アルマ…。救ってくれたその人は主人公の魂の片われ運命の恋人でした。竜騎士様はフロールシア王国の第九王子殿下でした…還暦なんて信じられません。どう見ても美中年です。（還暦詐欺です。）（主人公はアラサーですが、やっぱりアラサー詐欺です、しっかりもので純情可憐な女性です。）主人公と殿下は幸せになる為になやみ分かりあっていきます。他に異世界トリップした人（物語では客人（まろうど）と呼ばれています。）と帰りたい気持ちと残りたい気持ちをはなしたりします。主人公と殿下はやがて…。とっても素敵な物語なのでぜひ読んでください♪続きは本編をどうぞ♪よんでいただきありがとうございます。