うんこ大爆発

うんこというモチーフは時として純文学になり得る。みなさんは僕が言ってることが理解できないと思いますがこの作品を一読すればきっと同じ境地に立てます。地平線に沈む夕陽を見て「うんこ……」と感傷的に呟いてしまうことでしょう。こういった題材を扱う時、何より必要なのは作者の筆力です。読ませる展開と文章。これはたやすいことではありません。書き手のみなさんはそういった観点から見てみると多くのことが学べると思います。さぁ、そろそろ飛び込んでみましょうか。うんこが爆発する文学の世界に。

※作品を読む為に必要なこと※１：う○こを素直に受け入れる。２：音読しない。３：爆発予防のため読書中はトイレにいってはいけない。４：モノクロでイメージしよう。上記の注意事項を忘れずお読みください。なお、読書中・読後にう○こゲシュタルト崩壊がよく起こりますが気にしてはいけません。フルカラーだとほぼブラウンだね！ここまで読んでくれてありがとう！コレ、レビューじゃないな…σ(^_^;てへぺろ～。

まず作者様、バカと連呼する事をお許しください。 ただ、私は愛が故にこの作品をバカと言う。愛すべきバカと言う。 どのページのどの行を抽出してもバカである。 作者の文章センスが巧みなのだがそれを感じさせなくしてしまうほどのバカさ加減。テンポもよく、間も的確なのだが、そんな事をうんこの前でごちゃごちゃ言うのは野暮だろう。 何度か読むのを中断しスマホを置いて腹を抱えて爆笑した。泣いた。笑いすぎて泣いた。 うんこだけに出オチかと思えばいつまでも尻すぼみすることなく(うんこだけに)最初からずっと続く予想外な展開に笑いが止まらない読者の姿が目に浮かぶ。 決して流す事の出来ない最高のバカ作品、ここに排泄極まれり。

このコメディには理屈も整合性も矛盾も全く関係ありません！これは高校生たちが世界中のうんこが爆発するというカオス&宇宙的な絶望的状況に立ち向かう、スーパーコメディです。めちゃくちゃ面白くて笑えます。純文学調のしっかりした地の文で、主人公たちの熱い苦闘、心情がしっかりと語られます。昔の漫画の、ボーボボボーボが好きな人なら間違いなくはまる素晴らしい、前代未聞の熱血青春ストーリーです。笑って明るい気持ちになりたい方はぜひ!!