評価:★★★★☆ 4.1
江戸時代後期。芸と美貌が大層評判の女方、橘(たちばな)史十郎(しじゅうろう)という役者がいた。どうすればあれほどの役者になれるのか、皆がその姿に憧れを抱いた。稲荷町(いなりまち)と呼ばれる見習いの八郎(はちろう)は、ある夏の晩、井戸端で憧れの史十郎を見かけるが――
※この物語はフィクションです。実在の人物、団体とは一切関係がありません。
話数:全2話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:江戸
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
芸と美貌で江戸の人々をとりこにする一人の女形。下っ端役者の八郎は、この女形の秘密を知り、陰のこもった井戸に毎夜通うこととなる。自ら望んで深遠を覗き込むことにしたのは八郎自身。だがそのために、彼は驚くべき変貌を遂げる。芸は喰うか喰われるか。さて、二人の行く末は……!!歴史系書籍作家さんの書かれた江戸時代の古典風怪談です。古典に挟まっていても違和感の無い完成度です。ぜひどうぞ~!!