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「……どうしてこの電車に乗ってきてしまったのですか、お客様?」
電車の車掌、花籠ちりか。
ちりかには、とある仕事があった。「いつまでもこの電車に乗っていてはいけませんよ」
乗客を電車から降ろす仕事だ。
しかしそれは、本来ならば許されぬ仕事。
なぜならそれは……「この電車は、かいそうでんしゃですからね……」
人の運命を変えてしまう仕事だったから。
これは、後悔を抱き続ける車掌 花籠ちりかと、名前をなくした運転手、そして、かいそうでんしゃにのってくる乗客について記した、花籠ちりかの車掌録。
何故彼女は車掌になったのか。
彼女が抱く後悔とは。
「かいそうでんしゃ」の正体とは。
そして、彼女の運命は……。セルバンテスにて投稿させていただいた小説「回送電車の一夜」の第2話としてこの小説の一部を抜粋・編集し、「花籠ちりかの車掌録」というタイトルで投稿させていただいています。
話数:全21話
ジャンル:
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
その他要素
注意:全年齢対象
