ぼくと妖怪 完結日:2018年8月30日 作者:橘 六六六 評価:★★★★☆ 4.2みんなには見えていないけれど、ぼくにだけ見えている 『妖怪』 その妖怪はそこら中に居る。そんな妖怪とぼくの日常。 さあどんな所にどんな妖怪が居るのかな? 話数:全35話 ジャンル: 登場人物 主人公属性 未登録 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 日常 注意:残酷な描写あり なろうで小説を読む
「ぼく」が教えてくれる妖怪の日常ストーリー。基本的に怖くなく、ほっこりします。チョークが折れる時、ご飯粒がほっぺに付く時、買ったばかりの靴下が穴あいたとき、寝ているときに聞こえる謎の音……よくある日常の原因が妖怪だった時、少し毎日が新鮮に感じられるかも?某国民チャンネルで5分アニメとかしてそうなかんじ。癒し系ストーリ―な上に短編で、構成されているので気軽に読めます。
『みんなには見えないだろうけど、僕がこっそり教えてあげるね』物語は子どもの「僕」のそんな語りかけで始まる。妖怪たちはどこにでもいて、誰にでも経験のある出来事の中に、ひっそりと関わっていたりする。いいことがあった時、つい忘れ物をしてしまった時、ほんの少し心が寂しい時。1話1話は短くて、主人公の心の優しさを感じる文章と、想像を掻き立てる一風変わった妖怪の姿に、絵本を読んでいるみたいにさらさらと読めるので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。私はトイレのみっちゃんのファンになりましたよ。
レビュー欲しいというツイートが流れて来たので、レビュー書いてしまいました(笑)とりあえず米狸のところまで読み、米狸の可愛さに悶絶しています。イラスト描きたくなりました。ちくわになりたい。円になって頭を下げる描写が頭の中でアニメーション化されました。他の妖怪たちもですが、特に米狸、再登場希望です。繁忙期を生き延びたら続きも読ませていただきます。活動しているところは違いますが、お互い頑張りましょう。