評価:★★★★☆ 4.1
【超健全版】
チート、最強、俺Tueeの三拍子揃ったナッシュ・ロウはイケメン勇者である。
モテモテなナッシュは、三人のハーレム美少女を引っさげて、大冒険の果てにすべてを闇に包まんとしていた魔王を打ち倒し、世界に平和をもたらした。
そのあと、褒美を与えるとの王様の言葉に、彼はこう答える。
「俺に、この三人を妻とする権利をください」
巨乳ツインテ魔法少女のティナ・オルステリア。
魅惑の美少女戦士、ガブリエラ・ナイツ。
イケてるエルフガールのミルフィナ・ホークウインド。
かくして勇者ナッシュ・ロウは三人の美少女達と一緒に、ラブラブ新婚スローライフを送る事となった!
日夜繰り広げられるコウノトリ競争の栄冠は、果たしてどの美少女の手に?!
ちょっとエッチで泣ける心温まる異世界ほのぼのハートフルラブコメディが幕を開ける……はずがなかった。
何故なら四人は忘れていたからだ。
あの夜に犯した罪と、井戸の中の彼女の事を……。
クズ勇者と糞ビッチヒロイン達がひたすら破滅してゆく残酷劇、ここに開幕!※電子書籍アプリ『まいどく』にてオリジナル作品として公開中の同タイトル作品は、本作品を元に加筆修正を行ったものです。
※アンリミテッド版はミッドナイトの方で連載しております。アンリミテッド版の閲覧は18歳未満の方は、堅くご遠慮願います。
※本作ではグロテスクなシーンが多々あります。苦手な方は閲覧を控える様にお願いします。
話数:全26話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
井戸の底から現れる元聖女あらすじにもあるようにクズな勇者と仲間たちに報復する行くハッピーエンドですよ(だたし誰がとは言ってない)聖女の名前にもあるように全米で公開されたリングのリメイク版の名前とオマージュも効いている部屋の影になる所に潜む彼女実に日本のホラー映画的であるそして無差別に広がっていく【呪い】と人類の破滅脂肪の焦げる悪臭と共に現れる白いワンピースの《彼女》元ネタやホラーが大好きな人に是非お勧めですぐろが苦手な人は駄目かもしれないけどちょいネタバレ個人的に祓魔師の2人が●●でショックだったな(その2人も●ファイルのオマージュなのだが)結局、世界を救いたかった人間は一人しか居なかったんだなそれはそれで悲しいけど
最初に読もうと思ったきっかけは、タイトルから受けた第一印象があまりに酷かったからでした。なんでそのタイトルでなろうの恋愛カテに投稿するかな、と。この作品は、途中でタイトルが変更され、またなろう版と年齢制限版の2タイプに表現が分岐された上で完結されました。自分はタイトル変更の少し前から読み始めましたが……旧タイトルで女性読者に強く嫌悪されたのは、勿体無かったなと思います。一定のグロ耐性が必要ですが「ハーレムクズ男もげてしまえ、取り巻きビッチ滅びろ!」の人にはすごく楽しめた部分もあると思うので。セカイ系を匂わせる結末含め、話の構造はそこまで目新しくないと思います。しかし、ヒュー、ヒューという擬音の使い方。呪詛の対象たる三女性の、死に際での彼女の回想描写。などなど。お約束部分の仕掛けがホラーとして、とてもよくできてます。それだけに、やはりカテゴリーエラーが強く惜しまれます。
※完結のネタバレ含みます。 とにかく、これでもか!という復讐に次ぐ復讐のオンパレードが目白押し。復讐系の小説が読みたい人にはおすすめしたい作品です。 夏のホラーにもピッタリ! とにかく鬼畜な勇者たちの所業と、主人公でありチート怨霊であるサマラのただひたすらグロテスクでホラーな復讐が終始繰り広げられます。 怖気を震う戦慄の描写が圧倒的で、作者さんの本格ホラー小説がすごく読みたくなるような文章力でした。 妊娠や妊婦さんに結構辛い描写が多め。※以下、めっちゃ最後のネタバレします。 ラスト「サマラ」では、最高のハッピーエンド。結局、あの子はサマラなのかしら?だったら嬉しいなー。 だとしたら、消滅するはずだったサマラはいったい?女神様が助けてくれたのかな?それとも、名前だけ同じの別の女の子?そんなふうに謎が残ったけど、それも良い余韻でした。
ファンタジーよりもホラー寄りの作品。タイトルと異世界〔恋愛〕のカテゴリーから、ラブコメかな?と読んでみたら衝撃的で騙された!(いい意味で)。冒頭、勇者たちは鬼畜の所業と言えるような行動を起こします。本当に「ざまぁ」タグがついてないと、読んでいて心が折れそうになるくらい酷いです。これから読む人は心の準備をすませてから読みましょう。そして、物語は中盤から終盤に向かうにつれて、規模が大きくなっていきます。現在は最終話目前(おそらく)。どんな結末を迎えるのか? 多くの人に見届けてもらいたい。
リング、呪怨といった日本ホラーを嗜む読者なら、無差別に感染する呪詛の恐怖はよくわかっているだろう。これは、そういう物語である。レビュー投稿時点ではまだ完結していないため、最後がどうなるかは不明だが、すでにどうあがいても絶望な詰んでいる状態。魔法といった力のあるファンタジー世界だからこそ、その暗く深い闇の底から溢れる呪詛は凶悪だ。勇者に必要なのは、芯の強い誠実な心根なんだと再認識できる話。中身の薄い、あるいは精神的に未熟で弱いやつに大きな力を与えたって碌なことにはならない。ちゃんと正しく導ける存在がいれば話は違ったかもしれないが、この物語はそうはならなかったのだ。