評価:★★★★☆ 3.7

 ごくごく平凡な三十代男性の倉間九朗(くらまくろう)は、原因不明の病にかかり、有名病院に向かうも貧乏人ということで本格的な治療が受けさせてもらえず、無念のうちに死に瀕していた。

 そんな九朗を異世界の神、ノーデンスが呼び寄せた。
 ノーデンスは九朗に対して、世界を混乱させる悪しき魔神がいると説明する。話の展開的に自分に力を与えて、魔神を討伐させる気だと九朗は睨むが、ノーデンスは飽きられた様子で、神はそこまで甘くないと言い放ち、九朗を天界から下界に流星として送り込む。
 ノーデンスは九朗を魔神を倒す人間ミサイルとして呼び寄せたのだった。

 幸い、神の加護で魔神と激突しても死ぬことはなかったが、混乱する九朗の前に怒り狂った半死の魔神が立ちふさがった。
 明確な死の恐怖を感じる九朗に対して、ノーデンスは囁く。
「殺してしまってもかまわんぞ?」
 と。

 こうして九朗は死にかけの中年だったにもかかわらず、チートも武器もなしで魔神に挑む羽目になったのだった!


話数:全22話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

注意: