評価:★★★★☆ 3.8
日本で登山をしていた青年ヤマトは気がつくと見知らぬ異世界へと転移していた。たどり着いたのは領主の悪政によって、子供しかいない滅亡寸前の少数民族の村。子どもの相手はあまり得意ではないが、一宿一飯の恩を返すためにオレその村を救うことにする。《内政チート×無欲成り上がり》アーススターノベルから【書籍化】。1巻~4巻(完結)
話数:全175話
ジャンル:アドベンチャー
時代:中世
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
完結日:2018年9月10日
山に遭難中に異世界に紛れ込み、サバイバルを余儀なくされる主人公ヤマト。 通常なら狼狽えるばかりのその境遇で、ヤマトは冷静に状況を見極めつつ、異世界ならではの凶暴な野生動物を仕留める。 やがて出会う少女や村の住人。そこには働き手や狩りをする労働力を欠いた子供と老人ばかりだった。 子供たちの精いっぱいの誠意、一食分にもならない粗末な食事を噛みしめるヤマト。 形の上だけの『一宿一飯の恩』を返すため、子供たちに食料になる植物を教え、狩りの武器を提供、知育教育、生きる術を叩きこんでいく。 そして、食料の安定供給のため畜産と農業を指導。村を独立独歩できるように尽力していく。 常日頃から、本州最北端県出身を公言して憚らない作者が描く、過酷な世界で徒手空拳で挑む、サバイバルフロンティアファンタジー。 主人公の恩返し、ハイリターンのストップ高に限界はあるのか?
身一つとちょっとした道具だけもって異世界へ転移した主人公。そこで出会った人々に食事を分けてもらい、泊めてもらう。 ところがその人々は明日の食事すら事欠く困窮した人々だった。主人公は彼らを救うべく、狩りやら農業やらに邁進するのであった。というお話。 何のチートも持たない主人公が知恵と努力で貧しい人々を救う。内政・知識チートというほどでも無く、程良い知恵者具合。 第一章は村の食糧事情改善がメイン。無法者や悪領主との戦いは第二章以降になりそうでまだまだ目が離せない。