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 ある夜、金色の光が空を流れた。若きグルガであるエントは、丘の上でそれを眺めていた。僧院に戻ったエントは、長であるオノル師から旅立つように指示される。それが彼のフィージョであると判断されたからだった。フィージョとは〝その者を変えるもの〟――試練や運命といった意味の言葉だった。
 エントは旅先で、様々なものと出会い、その物語に耳を傾ける。朝に、昼に、夜に。山で、平原で、荒野で。読み手として、その物語を聞きながら、彼は旅を続ける。
 そしてある海岸にたどり着いたとき、彼は己の本当のフィージョを悟ることになる――


話数:全6話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
  • 未登録
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

その他要素
注意:全年齢対象