評価:☆☆☆☆☆ 0

 今回の主人公を決めるにあたり、内輪数名と協議の結果、琴似鏡(ことにきょう)に決定したわけですが、この娘はとにかく、話が長いんです。進まないんです。
 しかも、自分の考えを思うだけで、状況描写が天才過ぎてわからない。
 どこにいるかもよくわからない状況でも、会話中心で、思ったことを書き出すだけの娘なんですよ。
困ったものですが、他の候補三人、発寒ムクドリ(はっさむむくどり)は、鏡と逆で、会話をまったく重視しないんです。「」がほとんど出て来ないような報告書しか提出できない娘。従者である田村銀河(たむらぎんが)と市村鉄砂(いちむらてっさ)は、考えはほぼ同じなんですが、語るのに向かない性格。
いっそのこと、既存のキャラクターを再度登板させようかとも話し合ったのですが、繭鋳が自分語りを拒否、いひとよはやんわりと断りのメールが、ばらとは体調不良を理由に、とそれぞれ好き勝手なことを言い出しまして頓挫。
決定打は「どっかの小説賞に応募するんじゃねぇんだから、好きにやらせればいいじゃねぇか、長過ぎで困るのはお前だろ?」という、元傭兵の一言で、高1編の主人公は鏡の語りでお送りいたします。
 リラの原石は141年後に実を結ぶ。
 辺境対策科、2年1組。
 私立最華学園放送部 ─放送事故始末ウラ目録─
 上記三作の正当な続編ということで、よろしくお願いいたします。
 あ、他のものに登場した連中も相変わらずいますが、モブキャラかも知れませんので、鏡の視界に入るか、会話しないと文面に登場しないかもしれませんので、悪しからず。
 


話数:全16話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
  • 未登録
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

その他要素