太閤秀吉 完結日:2018年11月23日 作者:恵美乃海 評価:★★★★☆ 4.1第二子、お拾も亡くしてしまった太閤、豊臣秀吉。 悲嘆にくれる秀吉のもとに、亡くなったはずの、主君、信長が現れ、秀吉に 「お前に頼みがある」 と告げる 話数:全13話 ジャンル: 登場人物 主人公属性 男主人公 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 ヒストリカル 架空歴史 豊臣秀吉 注意:全年齢対象 なろうで小説を読む
この物語は世を統べる太閤となった秀吉の枕元に信長が霊となって現れるところから始ます。 それからというもの、ドンドンと様々な歴史の謎が明かされたり、あの世での信長の生き様が語られて行きます。 また、最後に信長が伝えた言葉を機に史実の秀吉とは違う行動を起こし始め、家老たちと共に四苦八苦しながら信長の言葉を実現しようと奮闘する話です。 軽快なテンポ。そして、戦国好きなら誰しも一度は目にしたことがある俗説をさもそれが事実であるかのように会話させる作者の表現力には頭が上がりません。 転生物ばかりの昨今ですが、こんな『あったかもしれないIF』のようなお話もまた、一興。 最後になりますが、治部殿が楽しそうで何よりです。