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泰皇国立皇統学院記 第二弾。
大陸の北東から海へと突き出す、嵩泰 (スウタイ) 半島が統一されてから約三百年。
泰皇 (タイコウ) と名乗る統一王の築いた国は、泰皇国として今も半島を支配していた。泰皇は統一直後に泰皇国を五つの国へと分けた。
中央を統べる央香 (オウコウ) 国を宗主に、東の東征 (トウセイ) 国、南の南須 (ナンシュ) 国、西の西柏 (サイハク) 国、そして北の北厳 (ホクゲン) 国。
以降、五国はそれぞれの思惑を秘めながらも、半島は平穏に統治されていた。その安寧を乱すものが訪れたのは三十数年前。
西柏国と北厳国の中間に、謎の部族、通称流 (ル) 族が漂着した。
彼らは徐々に泰皇国へと入り込み、文化と知識を吸収し、彼ら独自の技術と融合させていく。
ついに流族は自らを第六の国として認可するよう申請。五国の賛否は入り混じり、議論は紛糾する。泰皇国立皇統学院に流族の少年、碧流が入学してからひとつの季節が過ぎた。
使命である泰皇国に関する知識を吸収しつつ、気のおけない友人や、尊敬すべき知人も増えていた。
そんな順調とも言える学院生生活の中、ふとしたことから碧流は央香国の闇に触れる。碧流は、泰皇国で何を感じ、そして何を動かすことができるのか。
話数:全23話
ジャンル:エピック・ファンタジー
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
その他要素
注意:全年齢対象