評価:★★★★☆ 4.3
高校生の少年コハクはとある桜の下で、十年前に絶滅したと言われる妖精族、その唯一の生き残りであるベルフィリアという少女と出会う。彼女によれば自分達は非常に親しい関係だったようだが、コハクにはそんな記憶が無く、少女のことも覚えていなかった。理由は定かではないが、ベルフィリアの言葉を信じ、コハクは記憶を取り戻すことを誓う。
その一方でコハクの幼馴染の少女、花梨はコハクが記憶を取り戻そうとすることに対して非常に強い拒絶反応を示すのだが、その真意とは……?
失われてしまった大切な記憶。そこに隠されている衝撃の真実を知った時、少年は果たして何を想うのか。
――これは歪んだ少年少女達が織りなす、心の核心に迫る物語。*追記
本編は完結しました!
今後は次回作への糧として、自分なりに登場人物について整理したいということで、ちょこっとだけですが「登場人物解説」みたいなことをしようと思います。これまで読んでくださった方、本当にありがとうございました!本編は終わりましたがまた覗きに来てくださればありがたいです。
*追記
投稿は完全に終了しました。ありがとうございました。
話数:全70話
ジャンル:
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
序盤の方から追いかけてた者ですが、心にぽっかり穴が空いた気分です。まさかこんな気持ちにさせられるとは思っていませんでした。序盤から光るものはあったんですが、物語が進むにつれてどんどん面白くなって、ラストは涙なしには見られない展開……。もちろん粗はありますし、完璧な物語という評価はできませんが、想像を超える出来栄えだったのは確かです。良い小説でした、次回作も期待しています。