評価:★★★★☆ 3.8

 時は明治18年、幕末の時代はとうに過ぎ去り、あの日あの時己が魂である刀を腰に吊り下げ歩いていた士族らは廃刀令により、またあるいは軍人への転職により、姿を消した。

 そんな剣の廃れた世の中の、ちっぽけな剣道道場にて。二人はある日衝突した。
 一人は桐野利明。その道場にて師範代を勤める老人。
 もう一人は小早川匠。その桐野の強さに惹かれた弟子。
 その衝突を機に辞めていった匠を、いつか戻ってくるだろうと楽観的考えで見送った桐野。

 
 まさか異世界で勇者になっていたなんて、思っているはずもなく。
 それで神から相談されるなんて、予想が付くわけも無かったのだ。

これは最強の力を欲しいがままにした弟子を止めようと奮闘する一人の老人のお話。
 その昔、最強と謳われていた剣豪のお話。



登場人物
主人公属性
職業・種族
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時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録