評価:★★★☆☆ 3
死神の鎌であるシックルは、両腕が鎌となっている人間の少女の姿をしている。
持ち主であるリーパーの命令で、毎日種々様々の命を刈り取っているが、当のリーパーにはぞんざいに扱われる日々に嫌気がさしていた。
そんな折に出会った別の死神である崎から、リーパーから離れないかと誘いかけられる。リーパーが鎌に命を吹き込み、名前を与えていることが、死神の間で問題になっているということだ。
今更持ち主を替えることに気乗りしないシックルだが、元の鎌に戻してもいいと言われ、考え始める。
元の鎌ならば、何も感じることはなく、もう二度と嫌な思いはしないだろう。
しかし、命を吹き込まれてから生まれてしまった自我が、その選択を躊躇させる。
その後、ひょんなことからリーパーと離れることになった際に自身の過去を知ったり、さらにはリーパーに課せられた適性試験を見届けることになった際にリーパーの自身への想いを知ったりする中で、シックルは、自分がどう在るべきかを決断する。
話数:全4話
ジャンル:
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象