評価:★★★★☆ 4.3
気づいたら周りは着物を着た人達ばかり。川の水を覗けば、そこには小さな子供が…え、私っ!?
流れ着いたのは綺羅びやかな町、吉原だった。あれ?でも見れば格子の中にいるのは男の人のような―。
まだ年端もいかない私をそんな不思議な場所で拾ってくれたのは『天月妓楼』という妓楼のおやじさまだった。
連れて来られたのは男ばかりがいる廓。どうやら此処では、男が遊女ならぬ遊男というものをしているらしい。そして私は野菊と言う名前を与えられ、女と言うことを客には隠して下働きをすることに。
何故か花魁教育もされるが、私は男じゃない!!そんな女に対しての手練手管なんて学びたく無いわ!!
しかし、私は16になった時に一緒に育ってきた美男仲間達を見て気づく。ここが『夢見る男遊廓~一夜を共に~』の世界であることを。自分の事を思い出せないのに何故かそのゲームをやっていた事を思い出したのだ。。
野菊はその乙女ゲームにおいての悪役だった。男達に近づく主人公の恋の邪魔をして、あげく殺そうともする手段を選ばない女。そんな女だから最後には主人公達から地獄の制裁を受けるのだが…
そんなのいやぁぁぁあああ!私、邪魔しません。仲間のことは兄のような、戦友のような感じにしか思っていません!!陰からこっそり応援する所存です。※2018/1/25 本編完結。番外編を更新していきます。
※2018/2/10 『隅でいいです。構わないでくださいよ』
アリアンローズ様より第4巻書籍発売予定です。
※2018/2/5 フロースコミック(KADOKAWA)よりコミカライズ第1巻発売予定。
話数:全120話
ジャンル:ラブコメ
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
何本かこの手の小説を読んでいたけど、一番いい!面白いし。可愛いし。泣けるし。それに物語がきちんとしてるので次は?!次は?!気持ちがとまりません!!一気に全部読んでしまいました!小さい頃から大人になるまで丁寧に書かれていてよみやすいです。ゆっくり過ぎず、はやすぎず。ありがちな急展開する事も無く、作者さんが本当に丁寧に書いてるんだと思って感動しました!丁度良いペースで話が進んでいきます。ここで読んだら本は買わない主義の私でしたが、絶対買います!漫画も出てるようなので、絵付きでも読んでみたいと思っています!もう本当に読んで良かったし。このあとの続きも気になる。読み終わって余韻が抜けません。あ〜。なんかよくわかんないけど。寂しいなぁ。って余韻です。遊園地から帰る時みたいな余韻です。。。楽しかったからこそ寂しいなぁって感じの。笑読まなきゃ損です!
主人公は、転生したものの自分が誰であるかも分からないまま遊女ならぬ遊男が住む吉原で禿として過ごすことに……主人公である野菊の行動や仕草の一つ一つが可愛く、また主人公以外のキャラもそれぞれ個性豊かでこの世界に彩りを加えています。ほのぼのと進む物語の中に「吉原」という世界ならではの切なさや苦悩がチラチラみえかくれするのも面白い!ぜひ一度読んでほしい作品です!
女子にオススメしたい作品です。 恋愛要素もしっかり入っていて楽しめますし、世界観にとても惹かれました。 好きな人はとてもはまると思います。 登場人物もみんな魅力的でひとつひとつの話がしっかりまとまっていて読みやすく途中でわからなくならないので自分のペースで楽しめます。 基本的にほのぼのしているのでさくさく読み進められると思います。 是非、読んでみてほしいと思います!