評価:★★★★☆ 4.4
青き惑星オルマリン。
その星を治める星王家には、一人の王女がいた。名は、イーダ・オルマリン。
十八を迎えた春、彼女は襲撃により従者の多くを失った。
ーーそれから半年。
彼女に新たな出会いが訪れる。
それは、従者候補として連れられてきた、ベルンハルトとの出会い。そして、その出会いが、イーダの運命を再び動かし始める。
また、父親の側近の娘であるリンディアや、その元師匠である綿菓子狙撃手アスターなど、様々な人たちと知り合い、関わるようになっていく。
そんなイーダを待ち受けるのは、幾度もの襲撃。
次から次へと現れる敵から逃れるべく、彼女は、従者らと共に道を行くーー。著作者:四季 無断転載は固く禁じます。
※この作品は「小説カキコ」にも掲載しています。
話数:全157話
ジャンル:
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
青き惑星オルマリンを治める星王家の心優しき王女【イーダ・オルマリン】王女であるが故、幾度も襲撃される。従者の多くを失った十八歳を迎えた春から半年後、新たに従者候補として連れられてきた一人の青年。真面目を絵に描いたような彼。融通もきかないしなかなか笑わない。でも、正直でいつも冷静な判断を下す彼、ベルンハルトとの運命的な出逢いは、彼女のその後の成長に大きな影響を与えることとなる。星王でありイーダを溺愛する父親をはじめ、素直になれないところが、もどかしくもあり可愛らしいリンディア、その元師匠で綿菓子好きな狙撃手アスターなど個性豊かな登場人物。襲撃シーンの描写は細やかでドキドキ感もあり、ほのぼのシーンでは作者独特のユーモアセンスが光る。襲撃を仕掛け、陰で操っていた意外な人物とは……。ベルンハルトとの行方は――完結済みです。ぜひ読んでみて下さい。
SFかつ、ファンタジーな完結済みのお話です。舞台は青い惑星、オルマリン。その星の王女であるイーダ・オルマリンは、その立場から命を狙われます。怯えて過ごす彼女は、ある襲撃で一人の若者、ベルンハルトと出会い、少しずつ成長していく──……と、これだけでは重苦しい話かと誤解されそうですが、ちょっと違います。笑いあり、ほのぼのあり、涙あり、格好良いバトルあり……心を何度も揺さぶられる作品です。イーダ王女は無事に生き残る事が出来るのか。そしてイーダ王女とベルンハルトの進展は?また、個性的な登場人物達の人間模様も必見です。あなたも是非、イーダ王女を応援し、温かく見守りましょう!
とある惑星の王家に生まれた1人の王女……か弱く、ただ苦難に怯えるだけだったヒロイン。しかし。護衛だと連れて来られた1人の青年との出会いを通し、様々な観点からいろいろと考えるようになる。そうして、1つの惑星を収める王女としての自覚を養って行く……。次々とあらわれる襲撃者もさることながら、とにかく登場するキャラが全員濃いです(笑)ジャンルは「SF」ですが、アクションでもいいのではないかと。大切な王女を守るため、日々奮闘するSP(?)達の活躍にこう期待!!
どこまでも続く世界:宇宙の果てにその星は輝いている。惑星オルマリン。辺りにその名を轟かせる、強大な帝国に生きる姫:イーダがこの物語を飾る主人公だ。彼女は狙われている。その生命を。その地位を。その権威を。何者かが奪わんとしている。そこにひと筋の光が・・・ベルンハルト。あなたは彼女のことを。。。これは壮大なSF政治劇である(と、読者である十条さんは考えているわけで)。◇◇◇さまざまなジャンルに挑戦されてきた四季先生、待望の最新作ですが、今回の舞台は「宇宙」の果て。しかも、「恋愛?」「政治劇?」「SF?」などあらゆる要素が溶け合う感じが新感覚なのです!(でも、四季さまらしさは感じられるのよ(*’▽’))ぜひご一読を♪わたしも現在拝読中・・・
青く美しき惑星、オルマリン星。そのオルマリンを治める王の娘、イーダ。王位継承者ゆえに命を狙われることが多く、それが元で何人もの従者を失ってきた。もうだれも失いたくないと嘆き、部屋にこもるようになったイーダは、ある日囚われた男ベルンハルトに出逢う。オルマリン人を憎むベルンハルトはイーダにも憎しみの目を向けてくるけれどーーベルンハルトとの出逢いから少しずつ前に進み、人と関わるようになっていくイーダの秘めた優しさと強さに心揺さぶられます。イーダは王位を継ぐ日が来るのか。それとも、襲撃者に襲われ命終えてしまうのか。ハラハラドキドキの展開の連続。ぜひ、ご一読あれ。
弱冠18歳のイーダは、惑星オルマリンを統べる星王のひとり娘。 それゆえ王家内外から、その身を、命を狙われ続けてきた過去を持つ。そして、いまこの瞬間も。 彼女を護り、そして彼女の許から去ってしまう者たちに心を痛めた王女は、もう従者など要らない、と拒絶するのだが…… ヒトならざる者、人種の異なる咎人。王女に激しい敵意と憎しみを向ける、その者ベルンハルト・デューラーとの出会いから、 少しづつ、王女の戦いが始まる。 怪しき暗殺者たちの暗躍。星王家を揺るがす事態に発展していく「見えない敵」に立ち向かおうとする王女と従者の、 恋に(おそらく)、堕ちるまでの(推測)、物語と、この紳士は先見の明を煌かせるのですぞ!(台★無
青い…蒼い…ブルーな青き星・・・でも地球ではありません、四季プレゼンツ我々が見た事もない星『“青き星”オルマリン』その見た事もない程の“美しい青”を背景に、四季先生が連載をスタート!!!!! 宇宙なんだ… そんな壁はあるはずないじゃないですか。そんなもの感じながら読ませることを四季先生はしません。 地球で読んでいる私たちをいつの間にかオルマリンへと連れて行っているのが 四季先生の“普通に出来る事”☆あなたがこの王女だとしたら「えっ・・・どうしてそこから選ぶの・・・」と彼女と同じ事を思い、戸惑うでしょう。 そんなところから 気付いた時には『“青き星” オルマリン』は どこか違う星での話ではなくなっているんです。 四季先生がここで出した “宇宙”。興味津々なストーリーは始まったばかり 読みながら少し振り向けば すぐそこにあるのが 青き星オルマリン☆