頑張れ!七人の米神様! 完結日:2019年2月26日 作者:成宮 圭 評価:★★★☆☆ 3.3これは世界のどこかのお米のお話。 話数:全4話 ジャンル: 登場人物 主人公属性 未登録 職業・種族 未登録 時代:未登録 舞台:未登録 雰囲気:未登録 展開:未登録 その他要素 あったか お米 個性豊か 兄弟 家族 擬人化 日常 絶体絶命 注意:全年齢対象 なろうで小説を読む
子供から大人まで全年齢を対象とした作品だと考えます。米1粒1粒、様々な神が宿っており、それを残すときのもったいなさを考えされられます。小説はもちろん、絵本になっても良い作品です。また、米の中が舞台という事で、珍しい作品です。現実世界の家庭の日常と米の中の世界を舞台と置くことで、日常&ファンタジー?を楽しめる作品です。まだ連載が続いているということなので、今後どのような新しい舞台設定があるのかが楽しみです。
『頑張れ! 七人の米神様!』はヒューマンドラマ、もといベーマンドラマである。 米に住まう七人の神様の温かく(炊飯器的な意味で)癒しのある米生が描かれている。描写にはどこか物語に引き込む力があり、ついつい米神様と同じ目線と立場で物事を考えてしまうが、ふと我に返った時の面白さは異常。ナイトミュージアムのジェドとオクタヴィウスに通ずるものがある。 着眼点も発想力もとてもユニークだが、それは読者を突き放したものではなく、むしろ読者目線で書かれたものであるように感じる。それほどまでに成宮 圭さんの文章には親しみを持てる。 読み返すとコメディ要素以外にも、人間社会に類するソサエティが見えてきたり、恋愛や絆といった心の繋がりが見えてくる。それは米を噛み続けると甘みが出てくるのによく似ている……はっ! そこまで計算されているというのか……!
ジャンルはヒューマンドラマ(文芸)です。まだ一話です。が!一話の冒頭から引き込まれました。好きな人はかなり好きになる癒し空間です。暖かそうな家庭の風景。米神様の可愛らしいやりとりに、ほっこりしてしまいます。そして米神様の会話と名前が……笑タイトルの『七人の米神様』から『七人の侍』を想像して開きましたけど、私の想像より素晴らしい世界が広がっていました。普段、私達が食べているお米の中にこんな世界が!!お米を炊く時、そして食べる時につい思い出してにやりとしまいそうです。