突然終わった人生の続きを異世界で

　訳ありの家庭で育った矢島拓人が目を覚ますと自称神様が来世について話しかけてきたが、時を同じくした少女みはると拓人は舐めた態度を取り、二人は残業したくない自称神様によって過酷な異世界に放り込まれてしまう。
　拓人はアーガレオンでスレイヤーを目指し、都市の存亡を賭けた戦いに参加し、ライブの手伝いをしながらみはると色んな意味でくっつくために頑張っていく。

　そして、拓人の同級生の少女ティルは剛神と呼ばれる存在の主となったために彼らと契約しなければ二十年と生きられなかった。彼女は報われぬ最期を遂げてきた一族の悲願を叶え、自分の命を取り戻すために双子の兄と共に世界を巡って剛神を従える旅に出る。

　様々な力に秀でた十の剛神……十帝と戦う度に成長するティル、そして懸命に生きようとする拓人、二つの大きな流れは時として交差するが、それが出会いと別れのきっかけになるだけでなく、アーガレオンに迫る脅威に対抗する唯一の力になっていく事など、誰も知る由が無かった。

・作者の初投稿作品。　全力全開のファンタジーを是非一度お読みあれ。
・02/02追記……完結。

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