――かつて全てを炎上行為によって焼きつくさんとした"魔王"と呼ばれる者がいた。
滅びの間際にいた魔王によって生み出され、この『小説家になろう』というサイトを媒介に地上へと顕現を果たした十大の暗黒領域。
そして、その十大暗黒領域を呼び水に、魔王の意志とかつての全盛期以上の力を持って姿を現した破滅の化身:"空亡"。
今やこの地球……いや、あらゆる世界と全ての時間軸は空亡によって、廃滅されようとしていた。
この危機を前に、現在立ち向かえるのは、"赤城てんぷ"というただ一人の"山賊"のみ。
だがそんな彼の奮闘すら、無尽蔵の力を誇る"空亡"の前では、風前の灯火に過ぎなかった――。
"空亡"を倒すためには、空亡に力を供給し続けている十大暗黒領域を崩さなければならない。
絶対絶命の窮地の中、赤城てんぷの"BE-POP"な想いに応えるように"転倒世界"の者達が、姿を現す――!!
――世界を救うためでもなければ、
――邪悪な敵を倒すためでもない。
――明日からの自分も信じていけるようにするために、絶望へと立ち向かう――!!
かくして転倒世界の者達が、自身の在り方のみを胸に、十大暗黒領域へと立ち向かう。
――これは、勝利する事が定められた物語。
今ここに、"悪意"は転倒する――!!
※本作は『小説を書くにあたって「すげーどうでもいい」もの 〜〜山賊版〜〜 【すげどう杯企画】』本編の幕間の物語です。
そちらを読んでから、本作に挑まれる事をオススメします。
また、本作は最終決戦に挑むための物語なので、完結設定は本編が終わってから設定させて頂きます。
※本作の執筆にあたって、『古城ろっく』さんの名義を使用させて頂く許可を、古城ろっくさん本人から頂きました。
慎んで、深く御礼申し上げます。
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紆余曲折を経て結ばれたダークエルフと人狼のカップル。そんな仲睦まじい二人に、様々な世界を渡り歩き、女性の恋心を糧にして生きてきた最凶のスケコマシ野郎の魔の手が迫る!孤高であったが故に、甘言を見破れずに罠に落ちそうになるダークエルフの彼女だが、所詮はまやかしの愛。真実の愛を行動で示す人狼に皆さんは涙することになるでしょう。しかしスケコマシ野郎も、そうしなければ生きられなかった理由があるのだとすれば、また運命に翻弄された一人と言えるのかもしれない。善悪では割りきれない、男同士の純粋なる戦いの深みに、想いを馳せてみてはいかがでしょうか?果たして彼等は真実の愛に辿り着くことができるのか!?
“――””検非違使””それは、公権力における人智を超えたエリート達で構成された組織。特別公務員。日本に危機を齎す暗黒領域の侵食に、彼らが矢面に立つのは当然の事だった。中でも強大な異能を誇る十二名の検非違使達を、人々は畏れを込めて「禁中近衛十二将」と呼ぶ。「緋座鞍 楼炎」はその第五席に名を連ねる。 ── さあ、竜退治の始まりだ!!炎竜帝王と称される『グレンカイザー』”炎上”の廃滅属性を持つ。相棒は燃えるような真紅のバイク。トレードマークは狩衣仕様の専用特攻服。数々の因縁を持つ両者の長きに渡る熱いバトル。更なるギアを上げて限界を超えろ! この戦いが終わらなければ国に帰って結婚もできないぞ!「いいから、さっさと死んどけや!!」「絶対にお前だけは許さない!!」 ── 誰も手を出せない二人だけの頂上決戦。最後に立っているのは……どっちだ!”
数週間前小説家になろうのランキングを席巻した『すげどう杯』にただ一人連載作品で挑んだものがいた彼の名は赤城てんぷ赤城てんぷはわずかな期間で十大領域とそれに立ち向かう諦めないなろうユーザーたちの物語を構築した作中のなろうユーザーたちが『すげどう杯』によって生まれた存在と戦う姿はまるで赤城てんぷそのもののようだっただが『すげどう杯』の締め切りを十八時間延期させてまでも物語が終わることはなかった赤城てんぷが構築した物語もなろうユーザーたちは絶体絶命の危機を前にしたままに終わったそんな赤城てんぷに、なろうユーザーたちに、手を差し伸べたのは、山賊、北条雅子、黒騎士、キモオタ、超絶級アイドルユニット、流星アイドルユニット、検非違使、妖怪、家事手伝い、スマホ、モバイルバッテリー、草薙財閥の令嬢、ラノベ作家、創造、維持、破壊、猛烈ふくよか系女子、過激派武装戦士、などだった!!!