評価:★★★★☆ 4.2
時は近未来。ネットに直接ダイブするVRゲームが全盛の時代。
偶発的に、ネット上に意志を持った電脳生命体が生まれた。
感情を持たない彼は、自らを「エンド」と名前を付け、ある目的を持って動き出す。「ゲームを核に生まれた私なら、誰よりも面白いゲームが作れるはずだ!」
それがクソゲー乱立の始まりになるとは知らず。
話数:全19話
ジャンル:
登場人物
主人公属性
- 未登録
職業・種族
- 未登録
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
その他要素
注意:R15
電子の海に生まれたAI「エンド」その圧倒的に高度な知性を活用して作られる「誰よりも面白い」はずのゲームは、誰もが認める、紛うことなき、圧倒的クソゲーであった…!AIの主人公がビッグデータやレビューの意見を元に、様々なジャンルのゲーム開発に挑戦します。着眼点やアイディアは良いのに「人間を微妙に理解していない」AIが作るゲームはいつも斜め上。毎回「違うそうじゃない!」と叫びたくなるようなクソゲーが繰り出され、読者を代弁する6人のレビューワーの叫びが放たれます。果たして彼は(人間にとって)誰よりも面白いゲームを作れるのか…!ゲーム作りに関わってる方、作ってみたいと思う方を(苦)笑顔にしてくれる作品です。
キャラそれぞれに特徴性があり立っていた様に思う。ただ、パーソンズ1と2の喋り方に明確な違いが無いので話してる様子をイメージしづらかったかな?別にあんまり変な語尾を付けたりしても人に依ってはイライラするとは思いますが、性格の違いが喋りに反映されても良かったと思います!ストーリー展開は面白かったですね!能力は優れているが人間性が無い一点でとんでもないゲームを作り出してしまうAI!、クソゲーに対するアドバイスを通して会話を重ね、その結果人間性を獲得していく過程を面白おかしく書き上げていて退屈しませんでした!ただバトル展開はあまり面白くないですね!戦争のAIとして産まれてきた筈のグレムリンが1対1の戦闘から切り替えなかった点等が不自然でした!あれでは人殺しのAIでは?多対多の戦争AIとして動いていたのはタイマンになる以前までですね!語りは良かったと思います!