チートなんて必要ないんで！？

１に努力２に努力、３、４も努力に５も努力
達成感を得るためならば努力を惜しまない17歳
門真　翔

自分の性格から自爆としか言いようがない事で死に直面し、２人の女神に見守られた世界フィステリヤへと呼ばれる事になってしまったカケル。

頼まれたのは力を衰えさせた幼女女神ソフィルの布教活動、宛があるわけでもない先行き不安だらけの異世界ライフに身を投じる事になるのだが。

女神からの力を与えるとの言葉に即答で『チートは要らないですから』と一蹴。

巨大な力を手にする機会を棒にふるも女神の願いは聞き入れる。

何もない彼に与えられるのはあり得ない程の不条理、そして不条理の数々。平均的な能力でさえ底辺。

そんな彼にあるのはやると決めたことをやりとげるまでやり抜く諦めない精神チート。

やり抜く為なら限界を越えて努力。周りに助けながらも思考を繰り返し道を見つける。

カケルはどう成長を遂げるのか、そしてソフィアの権威をどう布教して取り戻すのか、ちょっと頼りないが信念貫く少年の異世界布教活動が今始まる。