評価:★★★☆☆ 2.8

 宴の月(十月)に起きた「桃色の髪の少女」事件が終わってから約三週間が経過し、すでに霜の月(十一月)となった、ある日のこと。占い屋を営むゲルエイは、同じ露天商の一人から「息子の様子が最近おかしい」と相談を受けていた。同じ頃、ゲルエイの裏稼業の仲間である騎士ピペタも、同僚の騎士から、息子に関するトラブルの話を聞く。それらは、どちらも「季節はずれの肝試し」に端を発する物語だった。
 一方「桃色の髪の少女」事件でピペタたちと共に復讐屋として働いた殺し屋モノクは、ナイフ投げの芸人というオモテの仕事の関連で、ニュース屋(新聞記者)の女に絡まれていた。その女が、ネタ探しの過程で「季節はずれの肝試し」の話に辿り着いた結果、事件は思わぬ展開を見せることとなる‥‥‥。
 騎士ピペタ、女占い師ゲルエイ、殺し屋モノク、そして『地球』という異世界から呼び出される少年ケン。剣と魔法のファンタジー世界において「強者に踏みにじられた弱者の恨みを晴らす」という理念のもと、四人は、人には言えない裏稼業に携わる。異世界裏稼業シリーズ第二弾。

(タイトルに「第2エピソード」と含まれていますが、この作品からシリーズを読み始める読者がおられることも想定しています。以前のエピソードを読まずとも楽しんでいただけるように、それぞれ独立した物語として書いています)
(この作品は「カクヨム」「セルバンテス」でも掲載しています)


話数:全24話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

注意:全年齢対象