評価:★★★★☆ 4.3
まず昆布を固く絞った布巾で優しく表面の汚れを落とします。
適当な容器に水を必要な分量入れて昆布を水1リットルあたり10gぐらい入れてつけておきます。
冷蔵庫で一晩ぐらいつけておくのが楽です。
漬け終わったら鍋に移し弱火で煮込みます。
沸騰の寸前に昆布を取り出します。取り出した昆布は細く切って醤油やらとつけて佃煮みたいにしたりして使うと無駄がありません。冷凍して取っておくといいですよ。
沸騰したら鰹節、水1リットルに対して20gぐらいを静かに入れます。
汁ものなどのすっきりした出汁なら1・2分、そばつゆみたいにちょっと力強い出汁にしたいなら5分~10分くらい煮だしていきます。薄削り、厚削りでも変わってくるので、各自状況に合わせて高度な柔軟性をもって臨機応変に対応してください。
手ぬぐいや、なければキッチンペーパーで濾してあげれば一番だしの完成です。
濾し取った出がらしは二番だしに使ったり、醤油味醂砂糖酒を入れてフライパンで炒ってあげれば美味しいおかかにもなります。
皆さんも素晴らしい出汁ライフをお送りください。
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
もうとにかくあらすじを読んで欲しい。読まれましたか?そう、全く内容は分かりません。やたらちゃんとしたお出汁の取り方だけです。しかし作者の『お出汁愛』は伝わるでしょう。右手から鰹節、左手からは昆布。それ一体なんなのさ。神さまっぽい人は言います。【出汁を取れ!!】と。さらにそれ一体なんやねん。騙されたと思って読んで下さい。ちゃんと鰹節と昆布です。あれ?それタイトル通りですね。騙してませんね。でも安心して下さい。しっかり面白いし、しっかり笑えます。勢いで書いたと思われる腹筋崩壊の序盤から、鰹節と昆布なのにちゃんとファンタジーしていく展開!是非お読みくださいませ!
この物語、はっきり言ってネタ小説以外の何物でもありませんけど、何が凄いかというと鰹節と昆布ネタで25話6万7000文字を達成している点なのです(;’∀’)私だと短編3000文字が限界なのです。ただ、無駄に引き延ばしている訳でもなく、やたらと詳しい出汁の取り方や鰹節と昆布の知識がアクセントとなって、じわりとくる面白さです!!夜中にまとめ読みして笑わせて貰いました!!隣人には迷惑だったかもしれませんが……偶にはこういう勢いで書かれたネタ小説にレビューがあっても良いのではと思い、応援を込めて送らせてもらいます♪