評価:★★★☆☆ 3
死体人間――といういかにも珍妙な単語を聞いて、十兵衛という侍はその男に耳を傾けていた。それが嘘である可能性だって、充分考えられたわけだが、それでも彼にとっては酒のつまみとなる話があればなんだってよかった。
「死体人間ってのは、労働力の代わりになるだろうよ。そんなことを言っている西洋かぶれの学者だっているくらいだ」
「しかし、そんなことが可能なのか? その……『死体人間』というのは」■ゾンビ小説アンソロ『ありえない歴史参考書 日本史世界史Z』収録
話数:全4話
ジャンル:
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象