評価:★★★☆☆ 2.5

その国に行くには、世界一険しい山を三つ超えなければならない。そんな風に例えられるほど、セレドアはたどり着くのも困難な場所に位置する。セレドアの民には何千年も昔から伝承される力〈セレ〉があり、山の奥でそれはひっそりと、しかし脈々と受け継がれていた。

ある時、一人のこどもの誕生とともに、神官のもとにその予言は降りた。

『伝承の眼が二十を数える時、闇をも喰らう竜が現れる。伝承の眼は闇の受け皿となるであろう』

予言から20年、生まれつき特に強い力を持ったクリスタルは、幽閉されてきた祖国を出る決意をする。予言を解き明かし、竜とは何か、闇とは何か…そして幽閉されてきた自分の存在理由とは何かを得るために。

闇の手掛かりとなる闇払いを探す最中、旅先で一人の青年ジンと出会った。先々で遭遇する闇と、時折ジンから感じる不思議な感覚。

ジンは、闇払いは、そして自分はいったい何者なのか。
予言の本当の意味とは…クリスタルの物語がいま始まる。



登場人物
主人公属性
  • 未登録
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

その他要素
注意:全年齢対象