評価:★★★★☆ 3.8
五十年前、人間に代わる労働力として、人型ロボット、アンドロイドが完成した。従来の機械とは違い、ロイドは『定義』を書き込まれることで起動する。安全で高性能の機械人形は、人間から絶対の信頼を集めた。人口が減少していたこともあり、わずか五十年で、ロイドは一般家庭にまで普及した。
しかし、ロイドが殺人を犯したことで、ロイドの医師『アンドロイド技師』が、ロイドの暴走を止める役割を担うことになった。
技師制度が導入されて五年。ロイド暴走事件は、世界中でまだ三件しか起きていなかった。
女アンドロイド技師ルージュが遭遇したロイド暴走事件で、ロイドを『説得』できる青年、空也と出会う。
空也は、ロイドの一般普及を決定的にしたロイド製作会社AQA(アクア)の社員だった。AQA製のロイドはみな青い瞳なことから、通称アクアと呼ばれる。
ルージュは空也と一緒にいることで、ロイド暴走事件の真相、クローンの真実を知っていく。
話数:全23話
ジャンル:仕事もの
時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録
その他要素
なろうでSFはアウェイかもしれませんが、この作品はとにかく面白い。完成された文章、ストーリー。続きが楽しみで仕方ありません。異世界で魔王倒したり、スローライフを送ったり、そういうのに飽き飽きしてきた方には特にオススメ!そうでない方にも変化球的な感じでどうぞ!SFでありながら、難しい話ではなく、すんなり読み進める事が出来るでしょう。エンターテインメントなお話ですから。もちろん、SF好きにも読み応えあり!お話はまだ途中ですが、問答無用で面白いです!他の作品に埋もれがちなSF。今一度、光を当ててみてください。