評価:★★★☆☆ 2.5

べース歴10年、宮野(みやの)浜(はま)登(と)は日々の何となくの生活に倦怠(けんたい)感を抱いていた。ライブをしても以前のような感覚でライブが出来ない。物足りなさを感じる。そもそも自分は何故ベースを始めたのかすら忘れてしまっていた。
 そんな浜登は街でアニソン布教少女の一条瞳と出会う。半ば無理やりにアニソンのCDを手渡され、アニソンについて熱弁を受ける。しかし、名前も聞けずに去って行った瞳にCDを返す術が無い。
 しかし、出会いは再び訪れる。瞳は対バン相手『メトロ☆ぽっぷ』のボーカルだった。メトロ☆ぽっぷはベースレスのアニソンバンド。浜登はメトロ☆ぽっぷを最初は舐(な)めていたが演奏を聴き圧巻(あっかん)する。そして、このライブを境にアニソンに興味を持ち始める。と同時に自分に足りない物の存在をメトロ☆ぽっぷに見出(みいだ)す。
 浜登は意を決してメトロ☆ぽっぷへの加入を決める。茶髪碧眼の少女、瞳。クールで淡い黄色髪の少女、三ノ宮奈津子。明るい元気な少女、永野四季の三名の美少女たちとアニソンバンドを始める。
しかし、浜登はアニソンおろかアニメについての免疫も無く四苦八苦。更に問題はそれだけでは無く浜登が元々組んでいたバンド『モニュメント』のギタリスト、佐藤桜が浜登のメトロ☆ぽっぷの加入に不満を抱(いだ)き批判。
 浜登たちメトロ☆ぽっぷは彼女を納得させるべくライブを行うことにするが、ライブの話が急過ぎて浜登は一週間で三曲を覚えるはめになる。
 どたばたとなんとか曲を仕上げられたもののライブハウスではまたもや問題が生じる。アニソンバンドなんて気持ち悪いと言いだす対バン相手に瞳が激怒(げきど)。喧嘩寸前の一大事になりパニックに。浜登は瞳を宥(なだ)め状況を収める。
そして、浜登にとってのメトロ☆ぽっぷのライブが開始される。
ライブを終えて浜登は今までの自分に足りてなかったものや忘れていた大切なことを思い出すことができた。


話数:全2話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
  • 未登録
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

その他要素
注意:全年齢対象