評価:★★★☆☆ 2.5

高校生の山崎 和浩は母子家庭として生活する中、少しでも家計の手助けになればと、学業そっちのけでアルバイトに勤しんでいた。
彼を「カズさん」と慕う西川 翔平と共に、時には悪さをしながらも、懸命に生きていた。そんな悪ガキ達を温かく見守る存在があった。
和浩の父・浩志が労災事故で亡くなった工場を経営し、現在は母親の初代をパート従業員として雇う三浦 泰彦だ。
彼は、和浩の父親を死なせてしまった贖罪から、和浩の父親代わりとして彼に接していたが、和浩は中々、心を開かないでいた。
そんなある日、母・初代が病に伏してしまう。母が倒れたのは「自分が心労をかけてしまっていたせい」だと自分を責める和浩だったが…
更なる追い打ちをかけるように和浩に悲劇が襲いかかる。すっかりと憔悴し切ってしまった和浩を元気付けようと声をかける三浦だったが、全くの焼け石に水だった。
そんな和浩の姿を見た三浦は、意を決したように、心を鬼にして、厳しい言葉を浴びせる。
何かを思う所があったのか?和浩は少しでも前に進もうと行動を始めた矢先、ある幼い兄妹と出会う。この幼い兄妹との交流の中、和浩の中の何かが、彼を突き動かし、やがて目標を定める。
当初は誰からも理解を得られなかった和浩だったが、やがて彼の情熱に感化され、一人、また一人と協力を得られるようになっていく。
「スマイル食堂へようこそ」までの主人公・山崎 和浩の青春時代の葛藤と、彼を取り囲む大阪の下町の人々の人情を描いていきます。


話数:全51話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
  • 未登録
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

その他要素
注意:全年齢対象