評価:★★★☆☆ 2.5

「残念ですが、息子さんは脳死状態に陥りました。今後、意識が回復することはありません」
大切な一人息子が交通事故に遭遇したことによって突きつけられた残酷な現実。彼の免許証の裏には『自分が脳死状態に陥ったときには、心臓を含むすべての臓器を提供する』旨の意思が表示されていた。
物言わぬ、しかし髪や爪、髭が伸びることで『身体は生きている』という生体反応を示す我が子の前で、両親は何を思うのか。

重度の心機能障害でドナーが現れるのを待つ女性。
『ドナーが現れることで自分は生きる望みを得ることが出来る。でも、それは同時に「意識はないけれど、身体は確実に生きている人」から生命を奪うことになる』
人の生命を奪ってでも自分は生きるべきなのか?自分はそこまでして生きるべき理由があるのか?

中辺路ワールドお約束の『生きるとは何か。受け容れがたい事実を突きつけられたとき、人は何を思うのか』みたいなことを思うがままに書いてみました。
冒頭に、事故等の描写がございますので閲覧の際はご注意ください。


話数:全9話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
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職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

注意:全年齢対象