評価:★★★★☆ 3.5

あらすじ

 泥酔したときになにかを見た気がする。それは大きな卵だったような気がするが、そうではないのかもしれない。
「かえってきてくれた」
 目を覚ますと見知らぬ場所。そんなのはよくあるけれど、どうもここはそういう話よりも遠い場所らしい。
「俺の空落ち様」
 ここでは、空から落ちてきたものを、空落ちと呼ぶ。そうして、それにすべての判断を委ねるほどに、崇拝する。彼は私を自分の空落ちと呼び、慕い、付き従う、と頭を差し出してきた。月のような灰色の瞳と、太陽のような金色の髪、とても整った顔立ちのイケメンは、正気の様子。
「なるほど……」
 おかしい。私は単なる酒飲みのはずだ。
「名前を」
「伝説の再来」
 なにがどうしてこうなった。
「……酒を飲むか」
「さけ、とは?」
「え」
 そんなことはなにもわからないけれど、やることは決まっている。
「酒を作ります」
 酒飲みの酒飲みによる酒飲みのための酒飲みの話。
 大人版ネバーエンディングストーリー。

裏サンデー異世界マンガコンテスト投稿作品
pixiv https://www.pixiv.net/novel/series/959377


話数:全46話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
  • 未登録
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

その他要素
注意:全年齢対象