評価:★★★★☆ 3.8

――大正十一年 東京府 

官立中学校に通う宝条幹久は、他人に触れると気絶する体質に困り果て、陰鬱な日々を送っていた。
そんなある日、幹久の姉が突然、憧れの小説家――泉夢彦を引き連れ、出版社の仕事のアルバイトを依頼してくる。
大ファンの先生の原稿をいち早く読める、また、ココで断っては彼のメンツをつぶす事になると思った幹久は、不安ながらも姉の依頼を承諾するのだった。

その後、幹久が夢彦の家に原稿を取りに行くと、夢彦の同郷の親友――北上恭一郎が現れる。
シベリアに出兵していた恭一郎は、五年ぶりの再会を夢彦と果すが、夢彦は病に倒れ、病院に運ばれる事に。
すると、夢彦が倒れたのは恭一郎のせいだと、幹久に仕えている侍女――東雲が、突然申し出る。
そして、異形の者―――『鬼』を見ることが出来る恭一郎は、同じく『鬼』の存在を知る東雲の『裏の仕事』に巻き込まれる事に。

帝都を崩壊させた、史上最悪の大災害―――関東大震災
その裏で起こっていた真実とは・・・


話数:全153話
ジャンル:

登場人物
主人公属性
職業・種族
  • 未登録

時代:未登録
舞台:未登録
雰囲気:未登録
展開:未登録

その他要素