評価:★★★★☆ 4.1
ジェラード侯爵令嬢ローズマリーは、飲み込みの良さと応用力、好奇心を併せ持った天才少女。
彼女の祖母セルローズもまた、王立学院で伝説の「不世出の才媛」だった。
ローズマリーは、「不世出の才媛」の「奇蹟の再来」と呼ばれるようになる。
これは、ガルデン王国繁栄の原動力となった研究者と、彼女を取り巻く人々の物語。※ この物語は、転生令嬢は修道院に行きたい(連載版)」の続編となります。
前作の性格上、この世界は乙女ゲーム世界に当たりますが、本作には乙女ゲーム要素は全くありません。
日本的な世界観を持つ架空のガルデン王国を舞台とした、異世界ものとしてお読みください。
前作側にもこちらとリンクしたエピソードが入っていますので、前作をお読みになった方がより楽しめると思います。※ 第7回ネット小説大賞一次選考通過しました!
時代:未登録
舞台:学園
雰囲気:未登録
展開:未登録
注意:全年齢対象
小説家になろうでは色々な作品が世にでていますが、完結作品から続いて書かれている作品はまだまだ少ない。自分はヒロインである。または自分は悪役令嬢であると自覚するのがなろうでは定番となっているゲーム世界への転生。 その定番と違った形で進められた前作。その前作の中で成長チートと語られていた主人公の孫の成長記。 チートキャラに『私を超える』と評されるも、危ういバランスを保ちながらいかに成長するのか。 あまりなろうで使われていない主人公が主人公と思っていない、ゲームの世界であったのにゲームの世界では語られることのない後日談。良作であった話を膨らませ、続編作られるのもありではないかと思わせてくれる作品。前作からみると面白さがさらに増える良作といえる小説です。